逆子チャレンジ

今までの経験上、一番遅くて39週と3日で逆子が返ったという経験があります。
施術回数でいうと、7回目の施術の後に逆子が返っていたというのが一番かかった回数です。
ですので、7回施術をして逆子が返らなかった患者さんには、8回目以降は僕自身のチャレンジなのでモニターとして施術させてもらっています。
先日、7回目の施術が終わった逆子の患者さんがいました。
現在、逆子チャレンジを開始中です。
この患者さんが出産予定の病院では、麻酔をかける患者さんはPCR検査を受けなければいけないという方針なんですって。
PCR検査って、インフルエンザの検査より痛いらしいです。
なるべくなら受けなくて済むように、頑張らせていただきます!

臨床例200 妊娠18週 腰痛(仙骨)

30代女性、初回来院です。
現在妊娠18週で、右殿部に痛みがあるとのこと。
妊娠中に多くの方が経験される、骨盤由来の腰痛ですね。
基本的にこれは、骨盤を細かく調整してから締めてあげれば解決することが多いです。

ということで、まずは全身の関節の矯正。
全身の関節の矯正の中でも骨盤の矯正は最後。
もちろん細かく調整します。
妊娠中なので骨盤矯正マシーンにはかけられないので、横向きに寝てもらって僕の体重で原始的な方法で締め付けます。
これで来たときよりは楽になったとのこと。
妊娠中の骨盤由来の腰痛は、ある程度は仕方ないと説明してはいるものの、僕的にはまだまだ満足できない反応。
ということで隠し技を1つ披露。
今回のブログで200症例目になるのですが、それに相応しく、おそらく今までの症例では登場してなかったであろうテクニックです。
とは言っても別に難しい技ではありません。
痛みは右の第3仙骨孔(まあ、骨盤の後ろ側の真ん中の骨の上から3番目の神経が出ている穴です)付近に出ている様子。
ここで仙骨(骨盤の後ろ側の真ん中の骨)を下方牽引して、さらに右回旋をかけます。
これで持続圧やモビリゼーション(小刻みな振動)でもいいのですが、僕はこれに軽くアジャスト(瞬間的な圧)をかけます。
以上ですっきり痛みも取れたようです。
あとは頭蓋骨矯正で自律神経のバランスを整えて終了です。
まだまだ18週と妊娠生活も始まったばかりなので、これからも大小さまざまなトラブルが起こることもあるかもしれませんが、どんなことでもまずはご相談ください。
Let`s enjoy your maternity life!(いやいや、なぜ英語?笑)

妊娠中の腰痛も骨盤矯正も、宇都宮の妊産婦整体、斉藤整体院にお任せください。
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臨床例196 妊娠17週 坐骨神経痛

30代女性、初回来院です。
妊娠17週で主訴は坐骨神経痛と殿部全体の痛みとのこと。
さっそくいつも通り全身の関節の矯正。
殿部の筋肉を緩め、ハムスト(太ももの後ろの筋肉)を緩め、坐骨神経ラインを緩めます。
さらに尾てい骨の矯正をして、骨盤の細かい調整。
17週なのでまだおなかはあまり出ていないとはいっても妊娠中は骨盤矯正マシーンにはかけられないので、僕の最近ますます増えてきている体重を使って原始的に骨盤を締め付けます。
最後に頭蓋骨矯正で終了です。

あら、なんか短いですね。
もうつわりは落ち着いているとのことなので、また症状が出てきたときか、あるいは月に1回のメンテナンスでお越しください。
また、切迫早産予防や逆子整体などもやっているので、何かあったときはなんでも相談してください。
臨月に入ったら安産整体もやっているので、37週を過ぎて、赤ちゃんの推定体重が2500gを超えていて、さらに家庭の事情や心の準備も整っていつ産まれても大丈夫な状態になったときはそのときもまたお任せください。

妊娠中のマタニティ整体や骨盤矯正も、宇都宮の妊産婦整体、斉藤整体院にお任せください。
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臨床例185 妊娠17週 肩こり・腰痛・頭痛

30代女性、初回来院です。
妊娠17週での肩こり・腰痛・頭痛です。
妊娠中だということを除けば、日本中のどこの整体院でもほぼ適応しているであろう三大主訴ですね。
ただ、今回の患者さんは安定期にも入っているので、妊娠中でも対応している整体院は各地域にいくつかはあると思います。
当院では、妊娠初期~予定日超過まで対応しておりますので安心してお任せください。

今回は、まだおなかもそれほど大きくなっていないので、基本的には通常通りに施術を進めていきます。
まずは全身の関節の矯正。
そして腰方形筋(ウエストの筋肉)の付着部への刺激で腰痛はOK。
これは痛いので、妊婦さんの場合は多少は手加減します。
続いて頚椎(首の背骨)の細かい微調整と上部肋骨の矯正で肩こりもOK。
最後に頭蓋骨矯正で頭痛もOKです。
これで全部OK。
かと思ったら、まだ腰に少し違和感があるとのことだったので、腰仙関節(腰と骨盤の間の関節)の細かい微調整でOKでした。

あとは、やや切迫早産気味であるとのことなのですが、まだ17週なのでおなかを直接は触りません。
肋骨のすぐ下の横隔膜を呼吸法で緩め、背中側から小腸を緩めて、さらに首を牽引して食道ごと持ち上げて子宮の上部にスペースを確保します。
これによって上部からの圧迫が軽減するので、切迫早産の予防にもつながります。

まだまだ予定日までは先が長いです。
お身体の調子と相談しながら、できれば月1回ぐらいのペースでメンテナンスができるといいですね。

妊娠初期~予定日超過まで、マタニティ整体は宇都宮の妊産婦整体、斉藤整体院にお任せください。
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臨床例170 妊娠8週 ぎっくり腰

30代女性、初回来院です。
妊娠8週でのぎっくり腰です。
当院では、妊娠初期の初期でも、つらい症状があるのならご予約をお受けしております。
もちろん、特にトラブルがないのなら安定期に入ってからの施術をお勧めしますが、赤ちゃんに問題がない場合であれば、そこはきちんとした知識・確かな技術・豊富な経験がありますので安心してお任せください。

というわけで、妊娠中のぎっくり腰です。
とは言ってもまだ8週なので、通常のぎっくり腰バージョンの施術となります。
まずは座位で肋骨と脊柱の矯正。
そのまま頭蓋骨矯正と骨盤矯正。
腰方形筋の付着部への刺激。
最後にキネシオテープをテーピングして終了です。
ほぼ痛みは取れたとのことなので、もし3日経ってもまだ気になるぐらい痛みが出るようならまたそのときにお越しください、ということで施術終了。
あとはこのまま何もなければ、臨月に入っていつ生まれてもいい状況になったら安産整体ができるのでよかったらどうぞ。

まだ8週の妊娠初期の初期であっても、妊婦さんの骨盤は緩み始めてます。
妊娠中のぎっくり腰は意外に多いんですよね。

妊娠中のぎっくり腰もマタニティ整体も、宇都宮の妊産婦整体、斉藤整体院にお任せください。
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臨床例169 妊娠29週 おなかの張り→産後1ヶ月半 腰・膝・手首

だいぶ遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
パソコンはやはり駄目になりました。
ただいま新しいのを注文中です。
パソコンに関してド素人なのですが、いろいろ調べて、今回はデスクトップのパソコンをBTO(Build To Order)で発注しました。
できあがりが楽しみです。

さて、久しぶりの臨床例です。
30代女性、2回目の来院です。
初回来院時は妊娠29週で、おなかの張りを訴えていました。
それ以外にも、腰痛・のどの詰まり感・胃の圧迫感・わき腹の違和感など不定愁訴も多く見られました。
が、簡単。
全身の関節を矯正しておなかを柔らかくしてあげたらすべてのトラブルが解消しました。

今回2回目の来院は、無事に出産も終えて産後1ヵ月半での背部痛・腰痛・膝関節痛・腱鞘炎などです。
まずは全身の関節を矯正します。
そのままうつ伏せの状態からハムスト(太ももの後ろ側の筋肉)を緩めます。
横向きになってもらって骨盤矯正が終わったら、起き上がってもらって腰方形筋の付着部への刺激で腰痛はOK。
今度は仰向けで大腿四頭筋(太ももの前側の筋肉)を緩めます。
これで膝もだいたいOK。
あとは骨盤矯正マシーンで締め付けます。
その間に手首・肘周りの筋肉を緩めて肘関節の運動療法で腱鞘炎もOK。
最後に頭蓋骨矯正で自律神経のバランスを整えて終了です。

遠方からの来院なのでなかなか定期的には来られないかもしれませんが、産後6ヶ月ぐらいまでの間はなるべく時間ができたらご来院ください。
妊娠中のマタニティ整体も産後の骨盤矯正も、宇都宮の妊産婦整体、斉藤整体院にお任せください。
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臨床例164 妊娠38週 安産整体・股関節痛

30代女性、2回目の来院です。
初回来院時は妊娠37週での股関節痛でした。
妊娠中の股関節痛は、出産のために骨盤の関節が緩むことからくることが多いです。
ですからそれをしっかりと締めてあげればいいのですが、今回は37週。
微妙なところです。
37週ならもう正産期に入っているので、このまま骨盤が緩んでいる状態で他の部位を調整する方法もあります。
ただ、予定日まであと3週間あるのでもう少しおなかに入れておきたいのならば、通常通りしっかり骨盤を矯正してから締め付ける方法もあります。
今回の場合はもう少しおなかに入れておきたいとのこと。

ということで施術開始です。
まずは全身の関節の矯正。
もちろん、しっかりと骨盤矯正も細かく行います。
そして今回の股関節痛の原因は縫工筋という筋肉で、あぐらをかくときに使う筋肉です。
この筋肉の付着部から筋腹までをしっかりと緩め、運動療法で支持性も持たせます。
最後に手動で骨盤を締めて終了です。
これでOK。

今回はそれから1週間後の2回目の来院で、38週です。
前回の股関節痛はまずまず良好とのこと。
今回の目的はいよいよ安産整体です。
安産整体というのは、赤ちゃんが下に下がってくるように誘導し、子宮口の周りを緩めて産道を通りやすくし、股関節を開きやすくする施術です。
ですので股関節痛にも効果が期待できます。

ということで安産整体開始です。
毎度のごとくまずは全身の関節の矯正で下準備はOK。
続いて安産整体です。
まずは骨盤底筋を緩めて産道の周りを柔らかくします。
そして大腸を緩めて子宮のベルトをほどきます。
次に小腸を緩めて赤ちゃんに合図を送ります。
内転筋群(内ももの筋肉)を緩めて股関節を開きやすくします。
また、運動療法で恥骨結合を緩めます。
腸骨筋(骨盤のインナーマッスル)を緩めて骨盤を開きやすくします。
とにかくいろいろ緩めるんです。
最後に頭蓋矯正で陣痛の緩和を狙います。
以上です。

安産整体を行ったからといってすぐに陣痛が始まるとは限りません。
が、帰宅したらおしるしが来たということもよくあります。
また、予定日直前や予定日超過の場合は施術後数時間のうちに陣痛が始まるということも比較的多いです。
そして安産になることが多いし、これは結果論になってしまいますが、もし難産だったとしても施術していなかったらもっと大変なお産になっていたかもしれません。
なにはともあれ、母子共に健康なお産になることをお祈りいたします。

安産整体も予定日超過の陣痛促進整体も、宇都宮の妊産婦整体、斉藤整体院にお任せください。
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臨床例159 妊娠10週 つわり

20代女性、2回目の来院です。

2人目妊娠10週のつわりです。

初回来院時は9週で、確かにこの時期がピークかもしれません。

つわりの症状は、だいたい5週~6週のころから始まり、早ければ12週ぐらいで治まります。

当院の施術でつわりの症状を緩和させることが期待できますが、消失させるものではなく、また個人差もあるので、あまり変わらない人もいればだいぶ楽になる人もいます。



ということで、まずは全身の関節の矯正。

全身の調整が終わったらおなかの施術に入ります。

まずは横隔膜の調整。

次に小腸を緩めます。

まだ妊娠初期なので、赤ちゃんもずっと下の方にいます。

ですので小腸も直接おなかから緩めます。

その後に子宮の調整に入るのですが、妊娠中期以降なら直接調整しますが、まだ初期なので恥骨と仙骨(骨盤の後ろの真ん中の骨)の骨の上から子宮を優しく包み込みます。

矯正や調整と言うよりはほとんどエネルギーの世界です。

気・レイキ・エネルギー・パワーなどいろいろな言い方がありますが、僕は同じようなものだと思ってます。

僕はこのようなものを勉強したり修行したりしたことはないのですが、僕の中では「意識を向けること」だと思っています。

ですので、骨の上から子宮を優しく包み込み、「元気に成長しますように」という意識を向けます。



その後は首をけん引することで喉頭→食道→胃→小腸とまとめて引っ張ります。

最後は頭蓋骨矯正で自律神経のバランスを整えると共につわりの緩和を図ります。

念のために最後の最後に骨盤を締めて終了です。



今現在つわりの症状が出ているわけではなく、夕方以降に気分が悪くなるということなので、とりあえずこれで様子をみてもらいます。

つわり期間ももう少しの辛抱です。

当院の施術などで騙し騙しやり過ごせるといいですね。

ただし、16週を過ぎてもつわりの症状が悪化する場合は、酷いと母体が脳症になる危険もあるので必ず病院に受診してください。



妊娠初期のつわりの緩和などのマタニティ整体も、宇都宮の妊産婦整体、斉藤整体院にご相談ください。

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臨床例157 妊娠26週 切迫早産予防

30代女性、2回目の来院です。

初回来院時は妊娠24週で、今回は26週になっています。

初回も今回も主訴は切迫早産予防です。

子宮頚管が28mmと安静が必要な状態ですね。

通常、子宮頚管は35mm以上が正常で、30mm以下になると安静、25mm以下になると入院が必要になります。

今回の患者さんは1週間前までは40mmだったのに、24週の検診では28mmになっていたとのこと。

臨月に入ってから子宮頚管が短くなるのは基本的に問題ないのですが、まだこの時期で短くなってしまうと切迫早産の可能性が出てきます。

また、1度短くなった子宮頚管は伸びることはありません。

ただし、物理的に短いのか、圧迫されて短いのかによって状況は変わってきます。

物理的に短い場合はもうどうにもなりませんが、上からの圧迫によって短くなっているように見える場合はなんとかなる可能性があります。

施術方法は通常の妊婦さんに行うものとほぼ変わりません。

赤ちゃんが上に挙がるようにしてあげればいいのですから。



ということで、まずは全身の関節の矯正。

全身のバランスが整ったら妊婦整体に入ります。

まずはおなかの屋根になっている横隔膜を緩めます。

次に天井部分である子宮の天井を緩めます。

上が緩んだら今度は壁にあたる大腸を緩めます。

上も横も緩んだら今度は後ろから小腸を緩めます。

最後に首をけん引することで消化器系全部を緩めます。

これで下がっていた赤ちゃんが上に挙がりました。

仕上げに赤ちゃんがはまらないように骨盤を締めておきます。

あとは頭蓋骨矯正で終了です。



おへその下の方にあったおなかの膨らみが上に挙がっているので、あとは今度の検診で子宮頚管の長さがどうなっているか楽しみですね。



切迫早産予防や逆子整体などのマタニティ整体も、宇都宮の妊産婦整体、斉藤整体院にご相談ください。

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臨床例153 妊娠36週 手足のむくみ

30代女性、2回目の来院です。

妊娠36週で手足のむくみが気になるとのこと。

う~ん、予定日まであと1ヶ月。

血圧が高くなっていないのであればそこまで気にすることはないんだけどなあ。

しかも、むくみが気になる妊婦さんの多くは、みなまでは言いませんが、これはむくみじゃないなあ、って思うことが多いです。

特に今回の患者さんは初産だということなので、むくみなのかそうじゃないのかの自己判定が難しいのでしょう。

いや、むしろむくみであってほしいのかもしれませんが。



まあ、とは言っても妊娠後期にもなればおなかの赤ちゃんもどんどん大きくなってくるので、おなかの中のいろんなところを圧迫します。

腹大動脈という下半身へと血液を送る動脈も圧迫します。

大動脈と言うぐらいだから太い動脈なんです。

これを圧迫されると血液の循環も悪くなるしリンパの流れも滞ります。

これが妊娠後期のむくみの原因であることが多いです。

血圧が高くなっているのであれば妊娠高血圧症候群の疑いがあるので、それは産婦人科に相談してもらった方が安心だと思います。

もちろん、病院と相談のうえであれば当院の妊婦整体を受けることによって血圧が下がりやすくはなります。

今回の患者さんは特に血圧が高くなってはないので、たいしてむくんでいるわけではないのですが、当院の妊婦整体で身体が軽くなることは間違いがないでしょう。



というわけでまずは全身の関節の矯正。

ぶっちゃけこれだけで身体は軽くなるしおなかも柔らかくなります。

ここからさらに直接おなかを柔らかくしていきます。

ますは呼吸法によって横隔膜を緩めて子宮の天井の上を高くします。

子宮の天井の上を高くしたら今度は子宮の天井そのものを緩めて子宮が上まで伸びるようにします。

さらに子宮の周りを囲んでいる大腸を緩めます。

次に小腸を緩めるのですが、妊娠後期の小腸は子宮の後ろ側にあるので、通常はおなか側から緩める小腸を妊娠中期以降は腰側から緩めていきます。

これで子宮周り全部が柔らかくなるので、子宮も伸び伸び広々としてきます。

おなかの膨らみがおなか全体に広がり、まん丸でフワフワなおなかになります。

完璧です(笑)。



あとは、まだ36週で正産期には入っていないので、赤ちゃんにはもう少しおなかの中に居てもらうために骨盤を締めておきます。

最後に頭蓋骨矯正をして来たる臨月に備えて準備完了です。

次回以降、心の準備も家庭の準備もすべて整っていつ産まれても大丈夫な状況になったら安産整体もしていきましょう。



妊娠初期~妊娠後期までのマタニティ整体も、臨月~予定日超過までの安産整体も、そしてもちろん産後整体も、宇都宮の妊産婦整体、斉藤整体院にお任せください。

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