臨床例200 妊娠18週 腰痛(仙骨)

30代女性、初回来院です。
現在妊娠18週で、右殿部に痛みがあるとのこと。
妊娠中に多くの方が経験される、骨盤由来の腰痛ですね。
基本的にこれは、骨盤を細かく調整してから締めてあげれば解決することが多いです。

ということで、まずは全身の関節の矯正。
全身の関節の矯正の中でも骨盤の矯正は最後。
もちろん細かく調整します。
妊娠中なので骨盤矯正マシーンにはかけられないので、横向きに寝てもらって僕の体重で原始的な方法で締め付けます。
これで来たときよりは楽になったとのこと。
妊娠中の骨盤由来の腰痛は、ある程度は仕方ないと説明してはいるものの、僕的にはまだまだ満足できない反応。
ということで隠し技を1つ披露。
今回のブログで200症例目になるのですが、それに相応しく、おそらく今までの症例では登場してなかったであろうテクニックです。
とは言っても別に難しい技ではありません。
痛みは右の第3仙骨孔(まあ、骨盤の後ろ側の真ん中の骨の上から3番目の神経が出ている穴です)付近に出ている様子。
ここで仙骨(骨盤の後ろ側の真ん中の骨)を下方牽引して、さらに右回旋をかけます。
これで持続圧やモビリゼーション(小刻みな振動)でもいいのですが、僕はこれに軽くアジャスト(瞬間的な圧)をかけます。
以上ですっきり痛みも取れたようです。
あとは頭蓋骨矯正で自律神経のバランスを整えて終了です。
まだまだ18週と妊娠生活も始まったばかりなので、これからも大小さまざまなトラブルが起こることもあるかもしれませんが、どんなことでもまずはご相談ください。
Let`s enjoy your maternity life!(いやいや、なぜ英語?笑)

妊娠中の腰痛も骨盤矯正も、宇都宮の妊産婦整体、斉藤整体院にお任せください。
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